夜泣きについて
投稿日時:2017-10-05 11:15:12
初めての赤ちゃんのことで、多くのお母さんが悩まされることになるのが夜泣きです。赤ちゃんが夜泣きをする原因ははっきりとはわかっておらず、一説には睡眠サイクルが未発達なために眠りが浅く、何度も目が覚めてしまうことで不機嫌になっているのではないかともいわれています。たまに「お母さんからの愛情不足が原因」などとされることもありますが、これは全く関係ありません。
夜泣きはほとんどの赤ちゃんがするものと考えましょう。夜泣きが酷い時期は大体5か月めくらいまでで、生後半年あたりから徐々に睡眠サイクルが整って夜泣きの回数も減ってきます。逆に言えば、半年近くお母さんは夜泣きに悩まされ、満足に眠れない日々を送ってしまう可能性もあるのです。お父さんとの協力体制が不可欠ですので、寝かしつけは夫婦の共同作業と考えましょう。
夜泣きを確実に止める方法はありません。しかし、おっぱいをあげたらひとまず収まることが多いです。おっぱいを飲んでくれなくても、抱っこをすることで安心して泣き止んでくれることもあります。生活リズムが整うことで夜泣きが改善しやすくなりますので、夕方に多く寝かせるのは避け、昼間のうちに遊ばせたり散歩に出すなどして、昼間中心のサイクルに慣れさせましょう。食事や入浴の時間を決めておくことも重要です。
お母さんがイライラしてしまうと、赤ちゃんにもそれが伝わって夜泣きが悪化してしまうことがあります。「赤ちゃんは夜泣きするもの」と割り切って、お母さん一人で抱え込みすぎず、リラックスしながら赤ちゃんと向き合っていくことが重要です。